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んーみゃち!

今日は宮古島の地下ダムについて...

沖縄県・宮古島には世界でも珍しいダムがあるのですが、それは「目に見えないダム」なんですよ。
目に見えないダムとはこれいかに? 実はこのダムは地下にあるのです。宮古島は地下水が豊富で、昔から生活用水を地下から汲み上げて使用していました。
宮古島はサンゴ礁が隆起してできた島で、島全体が珊瑚の石灰岩に覆われています。
石灰層は水が浸透する速度が早いため宮古島には川がありません。川がないということは山の土が海に運ばれないということで、宮古島は世界でも有数の美しい海を誇っています。しかし川の水を使うことができないために地下水を使用せざるを得ず、昔から水汲みは島の人々にとって非常に辛い労働でした。

さきほど島の地質が石灰岩に覆われていると書きましたが、石灰岩の下には水を通しにくい泥岩と砂岩からなる地層があります。だから地下水は下に漏れることなく遮られ、石灰岩の小さな穴や隙間に溜まっています。これを大規模に利用しようと、昭和の時代になって(※)、640億円で建設されたのが宮古島の地下ダム。これは世界初の試みであり、奇跡的な大偉業なんですよ。

※工期は昭和62年~平成12年度。実験用の地下ダムは昭和52~53年度に施工。

ちなみに日本最大のテナガエビが生息してます。
コンジンテナガエビ(テナガエビ科テナガエビ属 )  生息地:熱帯・温帯の淡水域 (鍾乳洞)

更にくわしくは地下ダム資料館をチェック!!!

朝日

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